こんにちは。
木之花庵の野口です。
大切なペットを見送ったあと、その子のお名前を形に残したいと、
ペット位牌を考えられる方がいらっしゃいます。
けれど、いざ位牌を作ろうと思うと、
「ペット位牌には、何を書けばよいのでしょうか」
「いつも呼んでいた名前を、そのまま入れてもよいのでしょうか」
「命日や年齢も入れたほうがよいのでしょうか」
そんな疑問を持たれることもあると思います。
毎日、家族の中で呼んでいた大切なお名前。
そのお名前を位牌に刻むことは、その子と一緒に過ごした日々を、これからも大切に残していくことでもあります。
今回は、ペット位牌の文字入れについて、お名前や命日、年齢の考え方をお伝えしたいと思います。
ペット位牌には、どのような文字を入れるのでしょうか
ペット位牌には、一般的に次のような内容を入れることがあります。
生前に呼んでいたお名前
亡くなった日(命日)
亡くなったときの年齢
その子への感謝や想いを表す言葉
ただし、これらをすべて入れなければならないという決まりはありません。
大切なのは、どのような形でその子のお名前を残したいかということです。
お名前だけを大切に残したい方もいらっしゃいますし、命日や年齢も一緒に残しておきたいと考える方もいらっしゃいます。
ご家族の想いに合った形を考えていただければと思います。
お名前は、いつも呼んでいた名前でよいのでしょうか
ペット位牌の文字入れで、最も大切にしたいのは、その子のお名前です。
例えば、正式なお名前があっても、ご家族の中では違う呼び名で親しまれていたということもあるでしょう。
「さくら」
「モモ」
「ココ」
そんなふうに、毎日の暮らしの中で何度も呼んできたお名前。
その響きには、ご家族だけが知っている思い出がたくさん詰まっています。
お名前を呼んだときに振り向いてくれた姿。
うれしそうに駆け寄ってきてくれた時間。
眠っているところへ、そっと声をかけたこと。
一つのお名前の中には、数えきれないほどの思い出があります。
ですから、ペット位牌には、必ずしも正式なお名前を使わなければならないわけではありません。
ご家族が、その子らしいと感じるお名前を大切にしていただければと思います。
漢字・ひらがな・カタカナ、どの文字がよいのでしょうか
ペットのお名前には、さまざまな表記があります。
例えば、
「さくら」と「サクラ」
「もも」と「モモ」
同じ読み方でも、文字の形によって受ける印象が少し変わります。
ひらがなには、やわらかく親しみやすい雰囲気があります。
カタカナには、すっきりとした印象があります。
漢字には、一文字ごとに込められた意味がある場合もあります。
どの表記が正しいということではありません。
生前に使っていた表記や、ご家族が大切にしている書き方を選んでいただくことがよいと思います。
木之花庵では、大切なお名前を間違いなく残せるよう、文字の確認を大切にしています。
なお、文字入れは日本語の漢字・ひらがな・カタカナでのご相談となります。
命日は入れたほうがよいのでしょうか
ペット位牌には、お名前とともに命日を刻むこともあります。
命日は、その子が旅立った日です。
ご家族にとって、忘れることのできない一日かもしれません。
その日を思い出すと、今でも涙が出てしまう方もいらっしゃるでしょう。
一方で、命日を残すことによって、毎年その子を想い、感謝を伝えるきっかけになることもあります。
「今年も、この日が来たね」
「一緒に過ごしてくれてありがとう」
そんなふうに、静かに手を合わせる日として大切にされる方もいらっしゃいます。
命日を入れるかどうかは、ご家族のお気持ちに合わせてお考えください。
また、日付を刻む際には、年・月・日の間違いがないよう、あらためて確認しておくことも大切です。
年齢はどのように残せばよいのでしょうか
ペット位牌に、亡くなったときの年齢を入れたいと考える方もいらっしゃいます。
長い年月を一緒に過ごした子。
まだ幼くして旅立ってしまった子。
どのような長さであっても、一緒に過ごした時間には、かけがえのない意味があります。
年齢を残すことで、その子と過ごした年月を振り返ることができます。
ただし、年齢の数え方について迷われることもあるかもしれません。
満年齢で残すのか、別の表記を希望するのか。
文字を刻んだあとで迷うことがないよう、あらかじめ確認しておくと安心です。
年齢の記載も、必ず必要というわけではありません。
お名前や命日とのバランスを考えながら、その子に合った残し方を選んでいただければと思います。
「ありがとう」の気持ちを文字に残したいときは
ペット位牌を考えるとき、
「名前だけでなく、感謝の言葉も残したい」
と思われる方もいらっしゃいます。
「ありがとう」
「ずっと大好きだよ」
「いつまでも家族だよ」
短い言葉であっても、その中には大きな想いが込められています。
ただ、位牌の大きさや文字を入れる場所によっては、ご希望の言葉をすべて刻むことが難しい場合もあります。
そのため、お名前以外の言葉を残したいときには、事前に相談していただくことをおすすめします。
無理にたくさんの文字を入れるのではなく、大切な想いが伝わる形を考えていくことも、一つの方法です。
文字入れをお願いする前に、確認しておきたいこと
ペット位牌は、大切なご家族のお名前を残すものです。
だからこそ、文字を刻む前の確認がとても大切になります。
例えば、
お名前の漢字や表記に間違いがないか
ひらがなとカタカナは希望どおりか
命日の日付は正しいか
年齢の表記に間違いがないか
残したい言葉に漏れがないか
こうしたことを一つひとつ確認しておくことで、安心して文字入れをお願いすることができます。
また、ご家族の中で相談できる方がいらっしゃる場合には、どのようなお名前や文字を残したいか、話し合ってみるのもよいかもしれません。
その時間も、その子を大切に想うひとときになるのではないでしょうか。
迷ったときには、思い出の中のその子を思い浮かべてみてください
どの文字を残せばよいか迷ったときには、少しだけ、その子と過ごした日々を思い出してみてください。
いつも、どのように名前を呼んでいましたか。
どんな表情で振り向いてくれましたか。
ご家族にとって、その子はどのような存在でしたか。
位牌の文字入れには、必ずこうしなければならないという答えがあるわけではありません。
ご家族が、そのお名前を見たときに、
「ああ、うちの子だね」
と思えること。
それが何より大切なのではないかと思います。
大切なお名前を、一文字ずつ丁寧に
ペット位牌に刻むお名前は、ただの文字ではありません。
ご家族が何度も呼びかけてきた、かけがえのないお名前です。
一緒に過ごした日々。
たくさんの笑顔。
時には心配したり、涙を流したりしたこと。
そのすべてが、お名前の中に込められているように思います。
木之花庵では、そんな大切なお名前と向き合いながら、ペット位牌への文字入れを一つひとつ丁寧に行っています。
どのようなお名前を刻めばよいか。
命日や年齢も入れたほうがよいか。
迷われている方も、どうぞお気持ちをお聞かせください。
大切な家族への「ありがとう」が、これからもやさしく形に残るよう、心を込めてお手伝いいたします。
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