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About

木之花庵とは

Concept

木之花庵のコンセプト

目には見えない
感謝や祈りの
​​​​​​​想いをカタチに

木之花庵では、お客様が心穏やかに祈りや感謝の気持ちを捧げ、仏様とのご縁を深めていただける場所になれる事を目指しております。

私の一日は、仏様に手を合わせ「今日もお参りさせて頂けることに感謝しています」とお伝えすることから始まります。

こうして今、木之花庵の開業に至るご縁、そこから新たなご縁に恵まれた様に、祈願成就には常に「お蔭様で」という感謝の心が大切で、その事こそが祈りを届けやすくさせる秘訣だと思っています。

私自身、仏様に好かれる存在になることを目指して、あなたが仏様とのご縁を結ぶお手伝いに精進したいと思います。

木之花庵の由来

私にとってのご縁が深い「桜」と「祈り」を屋号に表しました。

第一子が大病を患い入退院を繰り返す日々を過ごし、不安や苦悩で心が休まることのなかった頃、
​​​​​​​訪れたのが吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)でした。

そこで目にした吉野の雄大な桜に、心を癒やされ勇気づけられて以来、
​​​​​​​桜は心の支えとなる特別な存在となりました。

桜の魅力の様に祈りによって、心を癒したり活力や希望を与える場所となれる様に、
​​​​​​​桜の語源と云われる「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」と呼ばれる神様の名と
祈りを捧げる場所を意味する「庵」とを繋げ、​​​​​​「木之花庵(このはなあん)」と名付けました。

History

木之花庵の歴史

2004年 8月

位牌彫りとの出会い

それは、某仏具店に接客担当として、入社して間もないある日の事でした。

「全然上手く彫れない…」と位牌彫り担当の方が嘆いていました。

たまたま通りかかった私に向かって「野口さん、代わりにやって見て」と、急な無茶ぶりに動揺しつつも試みると、何とか仕上げることが出来たのでした。

この一件をきっかけに、お位牌彫り担当に指名されることとなり、それから約15年程、お位牌彫りに打ち込む日々が始まりました。

今思えば、これも引き寄せられたご縁の始まりだったのかも知れません。

位牌彫りとの出会い

お位牌は故人の安らぎの場所

お位牌彫師は決して目立つことのない日陰の存在ではありますが、重要な役割を担っていることを学びました。

お位牌は故人にとっての居場所、ご遺族の心に安らぎを与える存在だと思います。

一文字一文字に敬意を払い、想いを込めて丁寧に仕上げることを意識していました。

お寺に足を運んでは、祀られた様々な位牌を参考に、文字の陰影や温かさが感じられる様に、模索しながらも技術や知識・感覚を培ってきました。

お位牌は故人の安らぎの場所

伝統文化の継承問題

お位牌彫りは、後継者問題を抱えた伝統文化の一つであり、時が経つにつれてコンピューターへと変わっていく現実があり、私自身も職を離れてしまいました。

そんなある日、とある住職から「お位牌からは文字に込められた位牌彫り師の想い・魂を感じるので、そういったお位牌をお願いしたいんだ」とお声掛けいただき、お位牌に文字入れをすること自体はコンピューターでも可能ですが、手仕事でしか得られない趣は、伝統の技術と知識に求められている価値ある仕事なんだと。

この時の退職は、この気づきを与えられる束の間の休息だったのかも知れません。

伝統文化の継承問題

2021年 1月

木之花庵を開業

世の中のものは、全てが目に見える形のあるものばかりではない。

目には見えないものを祈りお祀りする世界だからこそ、心を寄せて祀りたいというご遺族のためにも、途絶えさせてはいけない伝統であり、必要な人のもとに必要なものをお届けする役目があるのだと感じる様になりました。

今まで培った経験や知識で、今まで与えられたご縁を大切にすることができるのなら今、私にできる事をやってみよう‼と起業を決意したのでした。

木之花庵を開業

2021年 12月

とよはしの匠 つつじ賞を受賞

開業して間もない頃ではありましたが、手技の技能と育成に貢献する職人として「とよはしの匠」という名誉ある賞を頂きました。

一人の位牌彫り師として評価をいただけたことは、とても嬉しく励みとなりました。

形だけでなく想いを届けることが今の私の在り方であり、ご縁を表現できる手段として、これからも精力的に普及活動に努めたいと思います。

とよはしの匠 つつじ賞を受賞

2022年 1月

護身体お守りをリリース

お位牌は故人を祀る上で大切な存在となりますが、何よりも大切なのは、今生きている自分自身だと思います。

私たちの日常は不安や迷いを抱えていたり、自分の理想や希望に近づきたいと願う気持ちを持っているものだと思います。

その願いを成就させるためには、ご本人の祈る力と神仏との力が重なり合った時に力を発揮するもので、常にその思いを重ねることが大切になります。

ひとりひとりの願いを刻み祈願し、住職のご祈祷を合わせることで、その想いを日常的に大切にし、ご加護を受けたり、ご利益が得られる様に「仏様に祈願を届ける架け橋となれる様」想いを込めて、護身体お守りをリリースいたしました。

護身体お守りをリリース

Thoughts

代表の想い

代表の想い

感謝の心で結ぶ
​​​​​​​位牌彫りの道

初めまして。

東三河で唯一の位牌彫り師、木之花庵の野口晴美です。

私がここに至るまでの道のりは、目には見えない「お蔭様」のご縁に支えられてきたと深く感じています。

私の原点は、「ご縁を大切にすること」にあります。人とのご縁、そして仏様とのご縁が私の人生に彩りを与えてくれました。

日々の祈りは、いつも私に導きを与えてくれ、心の底から感謝しています。

木之花庵では、皆様の大切な想いを形にし、仏様とのご縁を深めるお手伝いをさせていただきます。

心を込めてお位牌を彫り上げ、ご縁を結ぶ役割を果たしていきたいと考えています。

これからも、感謝の心を持ち続け、皆様と共に歩んでいきたいと願っています。

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