
木之花庵の野口です。
大切なペットを見送ったあと、
「写真を飾るだけでも、供養になるのでしょうか」
「ペット位牌も作ったほうがよいのでしょうか」
そのように迷われる方もいらっしゃいます。
写真を見ると、その子の表情や、一緒に過ごした時間がよみがえります。
一方で、位牌には名前や命日を刻み、
その子が確かに家族として生きていたことを、形として残すことができます。
写真だけの供養と、ペット位牌を用意する供養。
どちらかが正しく、どちらかが
間違っているということではありません。
大切なのは、ご家族がどのような形で、
その子を想い続けたいかということです。
写真は、その子の姿や思い出を残してくれます
ペットの写真には、一緒に過ごした時間がたくさん詰まっています。
うれしそうに笑っている顔。
安心して眠っている姿。
お散歩や旅行へ出かけた日の一枚。
何気ない日常の中で撮った写真も、
見送ったあとには、かけがえのない思い出になります。
写真を見ることで、
「このとき、楽しそうだったね」
「ここでよく眠っていたね」
と、家族で思い出を話すこともできます。
その子の姿を見ながら、
心の中で話しかけることもできるでしょう。
写真を飾り、毎日想いを届けることも、
大切な供養の一つです。
位牌を作らなければ供養にならない、
ということはありません。
ペット位牌は、その子の名前と存在を形に残します
写真がその子の姿や思い出を残すものであるのに対し、ペット位牌は、その子のお名前や命日を残すものです。
毎日のように呼んでいた名前。
家族の中だけで使っていた愛称。
その大切なお名前を、一文字ずつ刻むことができます。
姿が見えなくなったあとも、名前を目にすることで、
「今日も見守っていてね」
「うちの子になってくれてありがとう」
と、語りかける場所が生まれます。
ペット位牌は、
悲しみを閉じ込めるためのものではありません。
これからも大切な家族として、
心を寄せるためのよりどころになるものです。
写真と位牌は、役割が少し異なります
写真とペット位牌は、
どちらも大切な家族を想うためのものですが、
それぞれに異なる役割があります。
写真は、その子の姿や表情、
思い出を身近に感じさせてくれます。
位牌は、その子のお名前や命日を刻み、
家族として存在したことを形に残してくれます。
写真を見ると、
一緒に過ごした場面を思い出す。
位牌に手を合わせると、
今の気持ちや感謝を伝えられる。
そのように、
どちらにも違ったよさがあります。
そのため、写真と位牌のどちらか一つだけを選ばなければならないわけではありません。
写真とペット位牌を一緒に飾ることもできます。
写真とペット位牌を一緒に飾ってもよいのでしょうか
もちろん、一緒に飾っていただいてもかまいません。
写真の隣にペット位牌を置き、お花やお水、
好きだったおやつなどを供える方もいらっしゃいます。
特別な仏壇を用意しなくても、
毎日自然に声をかけられる場所。
家族が集まるリビングの一角。
その子がよく過ごしていた場所の近く。
ご家族が穏やかな気持ちで
手を合わせられる場所でよいのです。
大切なのは、決まった形に
合わせることではありません。
その子を想い、
「ありがとう」と伝えられる場所を作ることです。
位牌を作るかどうか、すぐに決めなくても大丈夫です
ペットを見送ったばかりの頃は、悲しみが大きく、何をしたらよいのか考えられないこともあります。
写真を選ぶことさえ、つらく感じる方もいらっしゃいます。
そのようなときに、無理をして位牌を用意する必要はありません。
まずは、お気に入りの写真を一枚飾る。
好きだったお花を供える。
朝晩、名前を呼んであげる。
それだけでも、想いは十分に届いているのではないでしょうか。
少し時間が経ち、
「名前をきちんと残してあげたい」
「手を合わせる場所を作ってあげたい」
と思われたときに、ペット位牌を考えても遅くはありません。
供養には、いつまでに何をしなければならないという、絶対的な決まりがあるわけではありません。
ご家族の心に合ったタイミングでよいのです。
迷ったときは、ご自身の心に尋ねてみてください
写真だけの供養がよいのか。
ペット位牌もあったほうがよいのか。
迷われたときには、
「その子に、これからどのように話しかけたいだろう」
と考えてみてください。
写真を見ながら、姿や思い出を感じていたい。
名前に手を合わせながら、感謝を伝えたい。
写真と位牌の両方を置いて、これまでと同じように家族として近くに感じていたい。
その答えは、ご家族によって異なります。
誰かと比べたり、決まった供養の形に合わせたりする必要はありません。
ご自身の心が少し安らぐ方法を選ぶことが、その子にとっても、やさしい供養になるのではないでしょうか。
どちらも、大切な家族を想う供養のかたちです
写真だけを飾ることも、ペット位牌を作ることも、どちらも大切な供養のかたちです。
どちらがよいかではなく、
その子をどのように想い、どのように「ありがとう」を伝えていきたいか。
それを大切にしていただければと思います。
写真には、その子の姿と思い出が残ります。
ペット位牌には、その子のお名前と、家族として生きた証が残ります。
両方を一緒に飾ることで、より身近に感じられる方もいらっしゃるでしょう。
木之花庵では、
大切なご家族への想いをお聞きしながら、
お名前や命日などを
一文字ずつ丁寧にお入れしています。
どのような文字を刻めばよいか分からない方や、
写真だけの供養にするか迷われている方も、
どうぞお気持ちをお聞かせください。
愛する家族への想いが、
やさしく形に残るよう、心を込めてお手伝いいたします。
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